皮膚の病気 ー 乾癬(かんせん)ー

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乾癬とは

皮膚が赤く盛り上がり、その上に銀白色の厚みのある鱗屑(りんせつ)が付着
する病気です。どの年代でも発症しますが、10〜40歳での発症が多くみられます。

形や大きさは様々で、健康な皮膚との境がはっきりしているのが特徴です。
最初は、小さな紅斑が頭皮やひじ、膝、背中などに現れます。最初にできた紅斑
は数カ月後には消えることもありますが、全身に広がることもあります。
無理にこれを剥がすと、点状の出血がみられ、(アウスピッツの現象)皮膚に
刺激を受けたり、傷をつくるとそこに乾癬ができることもあります。

乾癬は一生を通じて続くことが多い病気ですが、症状は現れたり消えたりします。
乾癬の急な再発の原因は、けがや急激な日焼けなど皮膚への刺激です。かぜなど
の感染症にかかった後に再発することもあります。
環境的な要因として、冬季やストレスの多い状況下で再発が多くみられます。
また、薬も再発の引き金となる可能性があります。

ケブネル現象(擦った所に線状に皮膚炎ができること)の約90%は尋常性乾癬
(=普通の乾癬)で、まれに関節に痛みと腫れを伴う関節症乾癬、小さな皮疹が
点状にあわられる滴状性乾癬、紅斑(こうはん)の上に膿をもつ膿疱性乾癬、乾
癬が悪化し、全身の皮膚が赤くなり、うろこ状のかさつきを伴う乾癬性紅皮症が
あります。


【原因】
はっきりとは解っていませんが、免疫系に関わりがあるといわれています。
また、家庭内発症があることが知られており、遺伝的要素があるとされています。


乾癬治療の薬は数多くあり、症状の重さと範囲に応じて薬を組み合わせて使います。
ほとんどの場合、皮膚にうるおいを与える保湿剤を使うと効果が得られます。
他にもステロイドやビタミンD誘導体など様々な薬があり、それぞれの患者さんに
最適な薬が処方されます。

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