アトピー性皮膚炎のわかっている原因(環境因子)

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わかっている原因(環境因子)

アトピー性皮膚炎は皮膚表面が乾燥すると起こるので、低湿度の環境の冬期に悪化する。

* 皮膚に皮脂が非常に少なく充分な皮脂膜が形成されていない

  * 皮脂膜が薄い為、皮膚表面に細菌繁殖を抑止する力がない

* 角質細胞の数が少なく、皮膚の水分が不足しがちである

など、皮膚のバリア機能が低いことによってアレルゲンが皮膚の奥深くまで侵入することを許してしまうことが発症のきっかけと考えられている。反面、汗や雑菌が刺激となり夏期に悪化する場合もある。

乳児から学齢期においては、摂取する食物がアレルゲンとなっていることが多い。しかしながら成人など年齢が高くなると、家ダニやハウスダストといった環境由来の因子がアレルゲンである割合が高くなる。

副次的な原因として生活上のストレスや皮膚の細菌の影響も考えられる。細菌やウイルスが病変部位から進入するなどで特異的な感染症を併発することが多いほか、湿潤した病変部位は健常な皮膚よりも常在菌の数が多いことが知られており、これらの菌体成分により免疫応答が賦活化されることが症状の増悪の一因とする説もある。

アトピー性皮膚炎は生命にかかわらないと言われているが、症状がひどい場合には細菌の感染により重篤な状態に陥ることもあるため、これまでに経験しない急激な悪化や性状の異なった皮膚病変が現れた際には、すみやかに医療機関で受診すべきである。

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