脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ |V・S・ラマチャンドラン

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脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ
V・S・ラマチャンドラン
角川書店 刊
発売日 2005-07-30



脳と心をつなぐ最良の書 2005-09-24

でました待望のラマチャンドランの翻訳続編!というわけで「脳の中の幽霊」 を読んだならば本書は必読です。

ラマ氏は前翻訳書同様、さまざまな神経障害の症例をもとに、対比的に心の実 相を浮き彫りにしてくれます。コタール症、カプグラ症、盲視(これらがどん なものかは本書を読むこと)などなど、奇妙で不可解で不気味ですらある障害 が、かえって正常な心の働きのなんたるかを浮き彫りにするわけです。

このラマ氏はとんでもないことをさらっと言う人のようで、たとえば無神論の 右脳と有神論の左脳を持つ患者が紹介されているのですが (どのようにしてそれがわかるかといことは、本書を読むこと)、 氏はこの患者について、あっけらかんと、この人が死んだならその魂は どうなるのか、左脳は天国へ行き、右脳は地獄におちるのかなどととんでもな い疑問を提起したりします。

本書にはこの他にも興味深い症例やラマ氏の独創的でとても面白い考察が ふんだんにちりばめられています。元々は一般向け講演の題目だということも あり、大変わかりやすいものとなっています。彼のユーモアあふれる軽口も 前著同様で、思わず笑い出してしまうこともあるでしょう。
面白い本です。


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